ルノワール展に行ってきました。

Renoir_art_1


Renoir_art_2


まぁまぁまぁまぁ、美しいこと!!!

もう入った瞬間にため息がもれました。

私は自分が女性ですから、
やはり男性の肉体に魅力を感じます。

私は自分に持っていないものに
魅力を感じるタイプです。

なので、自分にはない
太い骨やムッキムキの筋肉、厚い胸板など、
女性の美の特徴である柔らかなものの反対
=硬さを感じさせるものが好きです。


でも、そんな私でも
「あぁ、女性って本当に素晴らしい!!!」
と思えるのがルノワールの絵です。

他の画家の女性の絵も
素敵なものはたくさんありますが
やはりルノワールは別格。

幼い頃から好きです。


ルノワールに的を絞った展示館へ行くのは学生時代ぶり。
あの頃は若かった……。

今回、改めてルノワールの作品をたくさん見て
ルノワールの女性への賛美が本当によくわかりました。

ただ、私がルノワールの妻なら、嫉妬に狂いそうです。

どんな関係であろうとも
彼の目を通して、あんな風に女性が見えることに
耐えられないと思います。

男女の関係にあったのだろうと
絵から推察できるものもありましたし……。

彼の側にいたならば、それこそ絵を見ずとも
気づいてしまったことでしょう。


そんなことを考えてしまうほど
魅力的な女性の絵ばかりでした。


ーーーーー


ただ、ルノワールに対してではなく
展覧会に対して残念だと思ったのは構成。

私は、余韻を楽しめる構成が好きなんですが
前半がてんこもりで、
後半にかけて印象が薄らいでいってしまう構成だったので
最初の方に戻って
もう一度味わってから出てきました。

モネ展も、
マルモッタン美術館から
構成変更の指示が入ったそうです。

構成変更の指示が入る前と後でどう違うか
味わってみたかったな〜。


それから、1点だけ必要以上に照明が暗い絵がありまして、
電球が切れてるのか?
・・・と思ってチェックしましたが
そういうわけでもなさそう。

ということは、
意図的だったと思うので
理由を書いておいていただけると良かったな。

暗い上に、変な風に光が反射してしまっていて
とにかく見にくかったので……。


今まで、構成が悪いと思ったことがないですが
今思うと
「あの展示会は構成が抜群に良かったのではないか」
と思う展示会がありました。

あの構成はどなたが決めるのでしょうか。


どんなに1つ1つの絵が素晴らしくても
全体の構成もやはり重要だと感じました。

特に、見終わった後にどういう余韻を残すかを
決める気がします。


そして、
「そういうところも音楽と同じだな」
と思いながら美術館を後にしました。


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