私は、特に幼少期には無理をさせず、
普段のレッスンでは難易度の高くない曲で
基礎をじっくり養うことにしています。


難しい曲が弾きたい子には、
コンクールや発表会などで
チャレンジしてもらうことにしています。


難しい曲を目の前にして、
ただただ弾くのに必死になり、
自分の音も聴けないような状態では、
とても音楽をしているとは言えないからです。

自分で楽譜を読んで、
自分で考えて、
コントロールして、
自分の出した音を聴いて・・・
ということが全てできるぐらい余裕のある曲を、
丁寧に仕上げることにしています。


そして「今日で終わりにしようか」
というぐらい仕上がったら、
最後に、私がもう1台のピアノで伴奏をつけて
アンサンブルをして終わることにしています。

(2台ピアノでの仕上げは小学校の低学年ぐらいまで。
それ以降は、時々ちゃんとした連弾や2台ピアノの曲などの
アンサンブル曲を勉強しています。)



今日は小学校3年生の子のレッスンでした。
いつものように、
最後の仕上げに私が伴奏をつけて
2台ピアノで演奏していたのですが、
私がうっかり変な和音を弾いてしまいました。

すると、生徒は素早く反応して盛大なミス!

「私の音をちゃんと聴いて、
和音が合わないことを感じてくれたんだ!」
と本当に嬉しくなりました。


曲のタイトルに合わせて、
演奏に影響を与えない前奏部分で
あえて変な和音を弾いた箇所に関しては
面白がってくれました。

そして、伴奏部分で合わない和音を弾いた途端に
反応してくれました。


もちろん、演奏中に止まらないような指導も
今までしてきているので、
基本的には演奏中に止まりません。

でも、今日の反応は実に素晴らしかった!


おめでとう!
また成長したね♪



岐阜県羽島郡笠松町にある
一人一人と丁寧に向き合い、
心も育てるピアノ・音楽教室です。

基礎を丁寧に身につけ、
本当の意味でピアノが弾けるようになります。


・ピアノ
・ソルフェージュ
・聴音
・リズム
・音高や音大の受験指導
・音楽療法
・保育士や幼稚園教諭
・教員採用試験


ただの習い事ではなく
ピアノを通して
+αの学びをしてみませんか?


お問い合わせ